※草加


惚れ薬なる物を手に入れた。なに、少々試してみたい相手がいる。 入手先は―――人から貰い受けた物、と言うことにしておこうか。 茶色の小瓶には少量の液体が入っている。 効果は如何ほどの物だろう。冗談のつもりで手にした物だが、使うとなれば期待を寄せずにはいられない。 蓋を開けてみるとスミレの甘い香りがした。

ラベルの文面に目を走らせた。使い方はこう書いてあった。 (一)眠っている間に瞼に塗る。(二)翌朝、目覚めて最初に見た人に惚れ込んでしまう。 ふむ、シェイクスピアの小説に出てくる惚れ薬と同じ使い方だ。 眠っている間に使うのは少々難儀だな…。さて、どういった風に使おうか。 いや、そもそもこんな物を使わなくても彼奴は私に惚れているとは思うのだが。 使うべきか使わざるべきか。悩みあぐねているうちに日が暮れてしまった。


aoto.
07/03/12






惚れ薬wwwww
小説は有名なシェイクスピアの「真夏の夜の夢」ですよ。